編集者注:本記事はFreeeUp.comのCMO兼共同創設者、コナー・ギリヴァン氏によるゲスト投稿です。
EC業界では、多くのタスクを同時に果たさなければなりません。オンラインビジネスがうまく行けば行くほど、様々な業務を外注することの大切さを実感することでしょう。
外注することで、ビジネス拡大のサポートをしてくれる多くの仲間が見つけられるだけではなく、本来の業務に集中する時間の余裕が生まれるのです。
オンラインでフリーランサーを見つけることは、難しいことでも手間がかかることでもありません。インターネット上には力強い味方となってくれる、十分なスキルを持ったプロフェッショナルが多く存在します。そういう人達を見つけるだけで良いのです。本記事では、ビジネスを成功させるために必要なフリーランサーを、チームに加えるのに必要なステップについてお話しします。
起業間もない頃は、ビジネスを回していくのに必要な業務を、すべて自分一人でやり繰りすることができたかも知れません。しかし、ビジネスが軌道にのるにつれ、会社の生産性を保つためにやらなければならないことをすべてやるのには時間が足りないと感じていることでしょう。
実は、こういう状態がチャンスと言えるのです。少し時間を取って、客観的にインターネットのフリーランサーに外注してもいいと思える業務を、メモに書き出してください。
まずは、抱えているタスクの中で、不安があるものや得意でないものの一覧表を作ります。このリストに挙がったものが、経験とスキルに長けた人、もしくは喜んで取り組んでくれる人が欲しい業務となり、外注すべき業務になります。
リストに書き出すことで、どんな人を見つけて業務に当てはめればいいのかが明確になります。必要なのはライターでしょうか、ソーシャルマーケティングのエキスパートでしょうか?必要とする業務がどんな分野なのかも考えておくと、後々フリーランサーを探すときに楽になります。
有能なフリーランサーを検索できる求人プラットフォームは、数多くあります。Upworkはそのうちでも最も有名なサイトのひとつです。また、Facebookのグループ検索でも優秀なフリーランサーを見つけることができるでしょう。ライターやSEOのエキスパートなどで構成するグループができている可能性が高く、友だち検索ツールを使って探すことができます。
ネットでフリーランサーを見つけるもう一つの方法は、口コミです。実際のところ、フリーランサーの大部分は、この戦略を使って仕事を見つけています。友人やビジネスの仲間に、必要としている人材を知っている人が、必ずいるはずです。友人や同僚にあたってみるのを忘れないようにしましょう。
フリーランサーを検索するプラットフォームが見つかったら、業務のリストを作成し、それぞれの業務の内容とタスクを明確に決めておきましょう。求人票も使い、どのようなフリーランサーを求めているかを発信します。業務にぴったりの人材を見つけるには、できるだけ詳細まで絞り込んでおくことが重要です。
履歴書を受け取りましたか?職務経歴や実績がわかりやすく、「良い」と思ったならば、次のステップに進みましょう。そうでなければ、断って求人を続けましょう。大きな助けになるのは、最初の段階から指示に忠実な人なのです。
有料の求人サイトには、応募者追跡システムを備えているところがあります。応募者の選別を代わりに行ってくれますので、余計な時間を費やす必要がありません。
しかし、自分で応募者を吟味したいのであれば、SNS、履歴書、面接を通して、候補者を絞り込むのもいいでしょう。
この段階まで進んだら、確認したいことをフリーランサーと自由に話し合いましょう。この話し合いで、応募者が次のステップに進めるかどうかが決まります。
最初の段階で応募者を精査していれば、面接に来てほしい人を決めるのは簡単です。通常、この段階まで進んだ応募者に対しては、後は個人的な好みの問題となってきます。
最も評価の高い応募者を5人選んで面接し、あなたの会社に一番しっくりくる人を決めましょう。ビジネススキルのレベルで求めている要素をすべて備えていたとしても、心に響かない人もいます。会話や条件調整で応募者の人柄がわかるように、面接は時間をかけておこなう方が良いでしょう。
このステップが終了したら、応募者についてわかっているすべての事実に基づいて、最良の判断を下します。
会社にぴったりのフリーランサーは、多く存在します。ビジネスに役立つフリーランサーをオンラインで雇うのに、不安もあるかもしれませんが、本来は喜ばしいことです。なぜなら自分のチームを拡大するということは、ビジネスが目標に向かって力強く成長している、すばらしい証しであるからです。
Connor Gillivan(コナー・ギリヴァン):コロラド州デンバー在住。EC業界における連続起業家であり、オンライン雇用、eコマース、およびブートストラップ事業の専門家。 最初のECビジネスでは、2000万ドル相当の製品を販売し、60人以上のフリーランスワーカーを管理。 現在は、事前審査を受けた、信頼性の高いリモートワーカーと数百人ものオンラインビジネスオーナーとを結ぶ実践的な雇用市場「FreeeUp.com」の共同創設者兼最高マーケティングオフィサーを務める。
自身のサイトConnorGillivan.comでは精力的に執筆活動を行い、オンラインビジネスユーザー向けサイト、WebRetailer.comなどに掲載あり。