越境ECでビジネスを拡大している株式会社プリンシプル 代表取締役の村田光俊氏に、その秘訣をブログ記事にしていただきました。
全3回のシリーズに分けて、ご紹介しています。今回は第2回目。ポイント4-5をお届けします。
シリーズ記事は、▼こちらから。
ぜひ、今後の越境EC事業にお役立てください。
次によくある質問、スタートする時の懸念事項に<人>の問題が出てきます。
そしてよくあるのが、英語がちょっと出来る人が担当になる。とか、海外にちょっと留学とか住んだことがある人が担当になる。ということが多くあります。
これは越境ECを失敗する企業によく見られることです。この話を越境ECのセミナーとかで話したら笑い声が起こったり、ざわついたりするので、やはりそういう会社が多いのだと思います
ではどういう人が良いのか。それがタイトルの経営トップか幹部の人なのです。それはなぜなのか。理由は3つあります。
ここも越境ECの成否を分ける重要なポイントになりますので、その体制が作れる準備を築いておいてください。
いざ越境ECをスタートする時には売れている商品を売ることからスタートすることをオススメします。売れている商品はレッドオーシャンで儲から無いですが、自社の越境ECのノウハウを溜めることや運営に慣れること、そしてお客様からの信用を得ることが大事です。
これを売りたい商品で取り組むと何の打ち手も分からずに時間だけが過ぎ、お金がかかってしまうという流れになって越境ECの撤退になってしまいます。
Amazonやebayなどで「Japan」などのキーワードを入れて検索をかけると日本から発送していたり、日本のリテーラーで売っている商品が並びます。そして売れているランキングなどで並べてみてもらうと売れている商品が並びます。そこで売れている商品の特徴やカテゴリーを分析していただくことをオススメしています。
通常言われているカテゴリーとしては電気製品、子ども用品、ファッション、サブカル系、美容系、趣味品などになります。その中でも特に売れているブランドや価格帯などがありますので、そこに合わせて販売することをスタート時にはオススメしております。
執筆者: 村田光俊氏
株式会社プリンシプル 代表取締役
船井総合研究所WEBコンサルティングチーム コンサルタント、チームリーダーを経て、2013年、株式会社プリンシプルを設立。メンズの総合セレクトショップ フリースピリッツ立上げ。2014年より越境EC事業を開始し、2016年、越境ECが全体の売上構成比20%に成長
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