プロジェクト0が発動されて以来、光の速度でAmazon内のブランドプロテクト周辺が構築されている中でのローンチ。
多く質問を頂いているので、解説をしようと思う。
※2019年11月20日時点
Amazon IPA=Amazon Intellectual Property Accelerator
ブランドホルダーの知的財産権保守を加速させるための施策。
同時に、Amazon内で自社商品をブランド登録できる最短距離のプログラムといっても良いだろう。
現時点での日本人販売者にとって個人的に価値があるのは、後者ではないだろうか。
以下、煩雑な流れを一元管理一括でできてしまう。
「米国商標登録エージェントを見つける>依頼する>申請取得>取得後Amazonに連絡>ブランド登録」
今まで、Amazon.comのブランド登録の前の米国商標登録で躓く人が多かった中、日本語での対応ができる事務所が紹介されているのは安心して進められることが可能である。
一方で相乗り販売サイドでは最近、突然のアイテムサスペンドが来る一つの要因となっているのがこのプログラムである。
【登録されている日本語対応可能プロバイダー(Amazon申告から抜粋)】
このようにAmazon IPAを利用すると日本語で進められる米国エージェントに加え、安価での商標登録ができ、ブランド登録まで進められる優れものであることがうかがえる。
【Amazon IPAページ】
https://brandservices.amazon.com/ipaccelerator
※繰り返しになるが今後、必須レベルともいえるブランド登録においては非常にありがたいアップデートだと感じる
なお、以前の類似記事リンクを貼っておくのでまだ見ていない人は流し見でもいいので見てみてほしい。
【アマゾンが大切にする商品安全性の考え方】
https://blog.payoneer.com/ja/e-sellers-ja/marketplaces-ja/about-product-safety-at-amazon/
<Amazon IPAを利用するメリット>
主なメリットは5つで、
ブランド登録を行うことにより、CVRが向上することは間違いない(販売ページ情報量が増える)ので、これからブランドを構築していく予定の場合や、そろそろブランド登録したいと考えている人は一度このプログラムを利用し実感するだろう。
<まとめ>
Amazon.comにおけるブランド登録は今後必須タスクとなっていく事が考えられる。
バックヤードのシステム化が企業の売り上げ向上の後押しを言うのは間違いない中、アマゾンでの一つのシステム化されたバックヤード機能の一つといえる。
※英語版しかないため、英語が苦手な方はページ翻訳し閲覧することをお勧めする