※ 本ブログは、東南アジアのマーケットプレイスプラットフォームのShopeeによって書かれたブログ記事です。
越境ECの進出先として、「中国の次にはどこの国に進出すべきか」というのは日本の越境セラーの中でよく話題に上げられますが、そのたびによく出てくるのは東南アジアです。このブログでは、なぜ今東南アジアでのEコマースが注目をされているのか、又なぜ東南アジアで越境ECを始めるべきかについて、説明します。
東南アジアの主要な国6カ国、ベトナム、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシアの人口は合計で6億人を超え、世界で3番目に人口の多いアメリカの人口数と比べると約2倍です。
一人当たりのGDPでいうと、東南アジアにおいての国内総生産が急速に成長をしており、これらの国に旅行に何年か前に行った旅行客者は以前見た景色とは違うという声も聞こえてきます。これらの国の中で突出しているシンガポールのGDPはアメリカに次ぐ世界第9位です。
急速な経済成長をしている東南アジアでは、携帯電話の普及も加速しており、東南アジアのインターネットユーザーが3.5億人、そのインターネットユーザーのほとんどがスマートフォンを通してインターネットを利用しています。多くのユーザーが常にオンライン状態である中、多くの企業がこれらのユーザーに対して広告を出したり、ストリーミングサービス(Youtube、Netflix等)を提供したりとユーザーとの接点を増やす活動をし、収益の機会を見つけようとしています。Eコマースもその中の一つで、ネットショッピングの平均利用時間はユーザー当たり週2時間以上です。
スマートフォンの普及と共に東南アジアでのEコマース市場の成長は著しく、過去3年間のデータでは弊社Shopeeを含む大手3社が7倍成長をしています。2018年に720億ドルであった市場規模から2025年には3倍を超える2,400億ドルとなると予測されています。
ところで、東南アジアで越境商品を販売するチャンスはどうでしょうか。輸入国のシンガポールを例にとると、半数以上の売上げが越境商品を占めています。また、隣国のマレーシアでも、40%と他国と比べると越境商品が比較的高い割合を占めています。
越境商品が人気な理由としては、やはり魅力的な価格で信頼できるブランドであり、なおかつ現地では手に入れることのできない豊富な品揃えが主な理由となっています。越境セラー様にとってもシンガポール、マレーシアは英語が通じるため、比較的に参入しやすい国でもあります。
おさらいとなりますが、なぜ今東南アジアでのEコマース市場が熱くなっているのかというと、以下が理由として挙げられます。
その中でも、東南アジアでは越境商品が購買者に受け入れやすく人気で、中国市場と比べても政治リスクが低いということも東南アジアでの越境ECのメリットとして挙げられます。
それでは、東南アジアをリードするEコマースプラットフォームはどのようなところがあるのでしょうか。
Shopee (https://shopee.sg/)は東南アジアの6カ国(シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム)に加えて、台湾にも参入しています。この7カ国のAppストアとPlay storeでは、ショッピングアプリの中でShopeeのダウンロード数が多くの国で1位となっています。Shopeeの総アプリダウンロード数は8000万を超え、東南アジア・台湾では最大のネットモール、総流通総額(GMV)は50億ドルを超えています。
Shopeeでは様々な商品をB2CあるいはC2Cで販売していますが、現在日本越境ECのセラー様からの商品で、重点カテゴリーなのは、以下の通りです。
現在日本のセラー様が販売できる国はシンガポールと台湾の2カ国となっていますが、今後はインドネシアとタイも販売可能となる予定です。
Shopeeを利用することで、東南アジア・台湾にいる多くの方々に販売することができます。セラー様がより快適に販売できるように、Shopeeでは様々なサービスを提供しています。その中でもセラー様にとって、以下の3つ大きなメリットがあります
Shopeeでの売上金は、Payoneerアカウントでオンラインで受取ることができます。Payoneerアカウントは、ペイオニアが提供している外貨受取り専用口座です。Payoneerアカウントで受取った売上金は、お使いの日本の銀行口座に日本円で出金できます。Payoneerアカウントの口座開設、その他詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
以上東南アジアでのEコマース市場、Shopeeの紹介となりましたが、東南アジア・台湾での販売にご興味がございましたら是非ともcrossborderjp@shopee.comまでご連絡下さい。お待ちしております。