販路拡大!Amazon.com以外のマーケットプレイスでの海外販売
為替リスクを考えても、やはりアメリカ市場は魅力です。
市場規模が日本とは比較にならないほど大きく、チャンスがあります。
アメリカのEC市場を一人勝ちしているのは、Amazon.com。アメリカEC進出を考える際、真っ先に考える王道のマーケットプレイスです。日本からも、中国からも、世界中のセラーがAmazon.comで自国の商品を販売しています。
このまま、Amazon.comのみのマーケットプレイスでの勝負で満足をして良いのでしょうか?最近は欧米でモバイル機器からのショッピングもとても伸びています。年齢別では、若い世代は特にモバイル経由の買い物が多いのも特徴です。
また、アメリカのEC市場で最も売れている注目のカテゴリーは、Electronics & Mediaです。Electronics & MediaはEC全体売上の約40%を占めています。
販売商品が、モバイルで売りやすい商品やエレクトロニクス系の商品だった場合、以下のマーケットプレイスでの販売を視野に入れてみるのはいかがでしょうか?
Wish – モバイルに特化、リコメンデーション型
アメリカ発のWishというモバイルユーザーに特化したショッピングアプリがあります。世界でのユーザー数は1億人以上、毎日10万人以上の新規ユーザーを獲得している人気アプリです。AmazonやeBayなどキーワードや商品名で検索して欲しい商品を見つける検索型ショッピングではなく、これまでに見た商品や、購入履歴などのデータから個人の興味を特定し商品を見せるリコメンデーション型ショッピングです。
Wishは、カテゴリー別に5つのマーケットプレイスがあります。
Wishは、2013年にスマホアプリをローンチし、2014年、2015年共にGoogleの「Best Shoppingアプリ」に選ばれています。
Newegg – エレクトロニクス系に強い
次に、Electronics系の販売に強いマーケットプレイス、Neweggのご紹介です。NeweggはElectronics系に特化したマーケットプレイスのため、ユーザーが検索した時のエクスペリエンスがとても優れていると定評があります。また、ユーザーもコンピューター系に特化した人が多く、レビューの内容や商品説明等の高度な内容が人気のようです。
Lazada – 東南アジア版アマゾン?
また、日本の商品が人気の東南アジアでの販売には、Lazadaというマーケットプレイスがあります。4月にアリババが経営権を取得したニュースは耳に新しいLazadaは、2011年に設立、「東南アジア版アマゾン」と呼ばれています。販売地域は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6か国、ファッションから家電まで幅広い商品を取り扱っています。
ぜひ、御社の商品の属性を生かしたマーケットプレイスでの販売の可能性を探ってみてください。いずれのマーケットプレイスでも、代金の回収はPayoneerアカウントでご対応いただけます。
また、マーケットプレイス等からの代金回収ではなく、海外卸先に販売しているなど輸出関連で直接海外とお取引がある場合も、Payoneerの請求サービスを無料でご利用いただけます。お取引先が、アメリカ、イギリス、ユーロ圏の場合は、現地銀行の国内銀行振り込みで入金が可能、アメリカの場合は、ACH口座振替も利用可、またそれ以外の国ではクレジットカード決済も受け付けています。請求サービスに関する詳細は、弊社ブログをご参照ください。
なお、本日紹介した数字は、Statistaのデータです。様々な切り口で数字を見ることができる、とても便利なツールです。ぜひお役立てください。