米国内の2015年の冬休みの 消費額は6,261億ドルでした。年末年始には買い物をする機会がたくさんあり、eコマースのセラーは顧客の流れを取り込む方法を見つけなければなりません。以下は、これからの2ヵ月に念頭に置くべき重要な2016年の休日です。
昨年、大手eコマース企業Alibabaは、「シングル(独身)の日」として知られる11月11日にオンラインの売上高143億ドル を記録しました。これは2014年の米国のブラック・フライデーとサイバー・マンデーを合わせたオンライン売上高を上回りました。
日本ではなじみのない記念日かもしれませんが、シングルの日は2009年にAlibabaのDaniel Zhang CEOがオンライン売上高を伸ばすために作ったもので、世界最大のショッピングデーとなっています。中国の消費者はこの年の11月11日の24時間で3億件以上の買い物をしました。Alibabaは、「今年のシングルの日は25カ国から集まった4万を超える業者が、30,000以上のブランド計600万点以上を出品するため、見逃さないで!」とアピールしています。
アメリカではサンクスギビングデーの翌日、オンラインと実店舗の両方がセールを行います。不当に利益を削って値引きする必要はありませんが、ほんの少しの値下げが売上増加をもたらすことがあります。
eコマースの小売企業は、ギフトは買いたいけれど、 ブラック・フライデーに外出したくないという消費者をターゲットにします。そうした消費者は、行列に並んで、愛想の悪い店員とやりとりするよりも、eコマースのストアから欲しいものを選び、取引を簡単に済ませたいと考えているのです。
実店舗/オンライン共に催されるブラック・フライデーもオンラインセラーにとって大切な売上増の機会ですが、オンラインセールに特化したサイバーマンデーは更に注目すべき機会です。世界中で、サンクスギビングデーの翌月曜日に、eセラーは商品の価格調整を行い、オンライン顧客に魅力的な価格を提供します。独自のプロモーションを計画し、ぜひこのホリデーを活用してください。
クリスマス直前の買い物客は、多くのECストアが導入する送料無料デーを活用しています。送料無料デーに参加登録し、配送料をおさえたい顧客を取り込みましょう。 FreeShippingDay.com で登録すれば、イベントのプロモーションコードが発行されます。
スーパー・サタデーは、クリスマス前の最後の土曜日です。当然ながら、クリスマス前の最後の週末となるため、小売業者にとっては、追い込みの売り上げを伸ばす重要な一日となります。また、ほとんどの消費者がブラック・フライデーに始まると考えているショッピング・シーズンの終わりでもあります。スーパー・サタデーはその名の通り、ホリデーシーズン中の売り上げをさらに伸ばすために、大規模な1日セールを行うものです。
クリスマスは、消費者にとって、1年のうちで最も重要な日の一つです。世界中どこでも、大切な人が喜びそうな商品やサービスのために資金を捻出しています。
クリスマスのプロモーションを実施することが、オンラインセラーにとって欠かせない、最初の一歩となります。配送や包装の時間に余裕がある12月早めにスタートしましょう。、無料ギフトラッピングや無料ギフトタグなど、その他のプロモーションを検討し、売り上げアップに繋げましょう。
イギリス、カナダ、香港、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、一部イギリス連邦国家では、クリスマス翌日の12月26日はボクシングデーです。これは、大幅に値引きされたセールに意欲旺盛な買い物客が殺到することで有名です。ホリデー期間中にオンラインでショッピングする人の数は毎年増えており、ボクシングデーは常に1年のうちで最も売り上げの多い日の1つとなっています。
ハヌカ(12月254日から1月1日)、クワンザ(12月26日から1月1日)などのこの時期の他の祝日も見逃せません。顧客や顧客が住んでいる地域を調べ、こうした休日を活用できるかどうか、できそうな場合はどのようにするかを検討し、クリスマスセールを実施する場合は、ハヌカやクワンザを祝う人たちのことも考えましょう。さらに、ホリデーセールではあらゆる宗教の人を対象にして商品を宣伝することが重要です。
来たるホリデーシーズンは、オンラインセラーeコマースの小売業者が消費者のショッピングへの関心を最も活用できる時期です。プロモーションはそれぞれのイベントに焦点をあて、便利で手ごろな手数料でオンライン決済を処理できるPayoneerにぜひ ご登録 ください。