今こそ越境ECセラーになる好機 -それを裏付ける6つの統計データ-
人は、特にビジネスにおいてリスクを冒したくないため、不本意ながらリスクに飛び込もうとしない弱さがあります。しかし、あなたがEC分野への参入を真剣に考えているなら、Eセラーとして成功するチャンスは十分にあるのです。その確証を得られる、重要な統計データを以下に紹介します。
売上の大幅な増加
まずは、現在のEC環境の概況を見てみましょう。2017年におけるEセラーの売上高は、2016年から13%増加しました。オンラインでの販売は、今後も同様のペースで成長を続けると予想されています。しかも、ECの全小売売上に占める割合は、現在13%ですが、2022年までに17%となることが予測されています。
市場の趨勢はオンラインが優位
現在著しく成長しているとはいえ、オンライン販売は依然として全小売業のほんの一角を占めるにすぎませんが、このままで終わることはありえません。ある最近の調査によると、2040年までに、すべての小売販売の95%がオンラインで行われると予測されています。早い段階からこの波に乗った企業ほど、このトレンドが進展するにつれて売上高が増加する可能性が高くなります。
アメリカ人の多くは、インターネットを好む
51%のアメリカ人は、実店舗での買い物よりも、オンラインショッピングを好んでいます。この割合は、消費者がオンラインの利便性、効率性、購入客のレビュー、価格比較機能を享受するにつれて、さらに増加することが予測されています。これらのメリットに加え、バーチャルアシスタント機能が、デジタルでの購入プロセス全体を容易にしています。
オンラインでの情報取集が、購入の決断を左右する
ほとんどの買い物は実店舗で行われてはいるものの、オンラインでの情報収集は、消費者が購入を決定するプロセスにおける重要な要素となっています。消費者の80%は、実店舗で購入するつもりであっても、オンラインで情報を収集しているという報告もあります。この統計データは、情報収集のプロセスをサポートするために、質の高いコンテンツとランディングページを提供することに価値があることを示しています。
モバイル販売の急増
ECビジネスは、ますますモバイルデバイスが中心となっています。2020年までに、オンライン販売の約半分が、モバイル経由で行われると予測されています。音声による発注は、この上昇傾向を牽引する重要な要素です。2017年にスマートスピーカーEcho経由の売上が700%増加したというAmazonのレポートも驚きの事実です。
ECでのトレンド商品例:シェイプウェア
オンライン在庫や商品化戦略を策定する際、トレンド商品に着目することが重要です。ランジェリー市場がより広範な女性ファッション市場へと進化している中で、シェイプウェアは最も急速に成長しているオンライン商品カテゴリーの1つになっています。Shopifyでは、「この市場は2022年までに56億ドルの売上高に成長する」と予測しています。
スマートフォンのアクセサリーは、常に売上トップのオンライン商品カテゴリーです。Shopifyの予測では、この市場は2022年に1,073億ドルに達すると見込んでいます。アスレジャー、マタニティドレス、フレームランプ、ミニマリストな腕時計なども、Eセラーがチェックすべきトレンド商品です。
結論
これらの統計データは、ECの現在、および将来にわたるパワーを実証しています。オンラインマーケットプレイスが持つ力を認識し、最新トレンドを捉えて活用するEセラーには、収益を生み出す絶好のチャンスが訪れるでしょう。