この分野の仕事に関わっていないと、一般的にWebデザインとWebディベロッパーの概念の違いについてはっきりしていない方も多いと思われます。特に日本ではまだまだどちらも同じように扱われていることも多く見られます。
WebデザイナーとWebディベロッパーには違いとつながりの両方があります。最も明白なのは、前者の仕事には「デザイナー」と呼ばれるように、サイトの視覚的または審美的な側面な要素を求められることです。もう一つは “ディベロッパー”と呼ばれるコーディング側の目に見えないデザインです。
つまり、美しいWebインターフェイスはもともとWebデザイナーによって作成されたもので、ディベロッパーは素敵な画像を実際に表示されるページに作り上げる責任があります。
優秀なWebデザイナーは、配色やロゴ・アイコンの配置、文字コンテンツ制作、空間関係、ユーザーエクスペリエンスなど、さまざまなコンセプトの使用に優れています。
グラフィックデザインソフトウェアとプロトタイプ作成ツールを使用することで、WebデザイナーはWebサイトの初期バージョンを作成します。完成したデザインは、コーディングのためにWebディベロッパーに引き渡されます。
Webデザイナーとして活躍するためには、純粋なデザイン分野で1本で勝負していくよりは、デザインのクオリティはもちろん、プラスα(コーティングやプリントデザインの知識)を兼ね備えたデザイナーであることを求められます。そのプラスαのスキルがどれだけあるかによって、Salary (給料) にも差がにつきます。
Webデザイナー、Webディベロッパーの給料は、スキル、所在地、経験、および雇用状態によって異なります。特に海外でWebに関わる仕事をする場合には、スキルの専門性とジョブタイトル(役職)など細かく分けて求められます。
フリーランスWebデザイナー 50ドル
企業従業員Webデザイナー26ドル
フリーランスフロントエンドWebディベロッパー 60ドル
企業従業員 30ドル
フリーランスバックエンドのプログラマー 55ドル
企業従業員35ドル
他の職種と同様に、Webディベロッパーの給与は、世界のどこにベースをおいているによって異なります。下記に示すものはの大まかなアイデアを得るためにまとめられたものです。これらの数値はIndeed、Glassdoor、CWJobsが提供するジョブタイトル “Webディベロッパー”の最新データに基づいています。
給料について考えるときには、居住地だけが考慮すべき要因ではありません。次に、職種ごとに給与がどのように異なるかを見ていきます。
Webディベロッパーにはさまざまな専門職種があります。米国で最も一般的なWebにデベロッパーのタイトルとその平均給与は次のとおりです。
どんな職業でも同じですが、業界内で信頼性は大きく給料に影響します。どれだけオープンソースプロジェクトに貢献しているかなどが求められるのがWeb業界での特徴ともいえます。
そしてこのWeb業界と一緒に進むことが絶対に重要だということです。最新のWeb開発動向を把握し、最新の技術を理解し、業界の最新ニュースを把握できているデザイナー、ディベロッパーであること。このようなペースの速い分野では、デザイナー、ディベロッパーとしての価値を維持し、高めるために、スキルを最新に保つ必要があります。