世界で40以上の都市で開催し、年間14,000人以上の人々が参加するPayoneer Forum。2018年日本では、越境ECをテーマに5月16日に東京で、23日に大阪でセミナーと個別相談会を開催しました。朝から夕方までの丸1日のイベントでは、東京は約400名、大阪は約200名の方々にご参加いただきました!
東京会場には、海外から越境ECマーケットプレイスのスピーカーをお呼びし、通訳付きの講演を行いました。多くの方々が注目していたのは、東南アジアに強いLazadaの講演。越境ECセラーの中では有名なLazada。日本には事務所がないため、直接コンタクトをとる事が難しかったようです。
Payoneerのパートナー企業でもあるLazadaは、今回このPayoneer Forumのために来日講演しました。今回が日本でのセミナー初登壇、今後もしばらくは計画がないというとても貴重な40分の講演となりました。
▼会場のみなさんの顔も真剣
▼ 個別相談ブースも、長蛇の列が途切れることはありませんでした。
そして、もう一つのマーケットプレイスは、Joom。日本では、知っている人はほとんどいないモバイルアプリがメインのマーケットプレイスです。それもそのはず、Joomは2016年に起業したばかりの会社です。しかし、このJoom、既に世界中にいるユーザーの数は50万人。一つのアカウントで複数ストアを持つことができるJoom。興味を持っている方々も多くいた印象です。Joomの個別相談ブースも、多くのセラーさんが列を作っていました。
現在は英語と中国語の情報のみですが、Joomのセラー用サイトはこちら。
東京、大阪共にPayoneerのオーストラリア カントリーマネージャーのNathanがオーストラリアのEC市場について、また7月に変更のある税金の情報を含め、講演しました。大阪はNathanと日程が合わず、ビデオコンファレンスでつなげての中継講演でしたが、セラーの皆さんは、メモや写真をとりながら新規市場について真剣にお聞きになっていました。
そして、越境ECの代表格eBay。しっかりとデータを開示しながらご説明いただいた講演はとても興味深いものでした。
越境ECをやっている日本のセラーさんの多くは、中国のセラーさんの勢いを感じるのではないでしょうか?競合にもなりうる中国のセラーさん、それもトップクラスのセラーさんをお呼びして、成功の秘訣をお話していただきました。
講演後、参加者の方に聞くと「なるほど~」とのご意見が多くありました。下の写真は、東京でお話しいただいたセラーさん。画像でわかるように、取扱いのSKU数は20万以上。かなり大規模な運営をしているようです。
大阪では、別の中国のトップクラスのセラーさんに登壇いただきました。
ヨーロッパで販売していると避けては通れない欧州VATについては、オプティと小柴健右会計事務所に、効果的な商品仕入れについて中国で日本人が経営しているゴールドバッハさんや、中国のサービスプロバイダーの方々にも講演いただきました。
また、海外にも事務所をかまえるほど成功しているグローバルブランドさんにも越境ECの成功の秘訣をお話しいただきました。
もちろん、弊社Payoneerサービスについての講演も。世界のマーケットプレイスからの外貨受取りの他、直接取引先にオンラインで請求が可能な請求サービスや、支払いもできるメイク・ア・ペイメントなどの2017年のPayoneer Forum開催時からの新サービスについて詳細をご説明させていただきました。詳細、問い合わせ先はウェブサイトをご参照ください。
越境ECを運営するには、物流や倉庫、言語、決済など解決すべき課題があります。DHL、日本郵便さんをはじめ多くの企業様にブースを出展いただきました。
ご来場者の方々、越境EC運営に役立つものをいくつかお持ち帰りいただけていたら幸いです。
海外、国内のスピーカー、ブース出展企業の皆様、2018 Payoneer Forumにご協力いただきありがとうございました!
Payoneerは、国際商取引のオンライン決済サービスはもちろんの事、今後も越境ビジネスを支援する活動を続けます。
フォーラムの様子をご覧になりたい方は、日本のPayoneer Facebookページにアクセスしてください。他にもイベント情報、新サービス情報等を定期的に更新しています。
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