ウェビナーレポート:『経済産業省「ミラサポ」の専門家が登壇!Amazon広告の配信アルゴリズムと運用手法/最大1000万円!知って得する補助金制度』を開催いたしました
世界最大級のECサイトである米国Amazonへは、多くの企業が大量の商品を出品しています。その膨大な商品の中から自社の商品を見つけてもらうのは非常に困難です。そんなときにぜひ取り組みたいのがAmazon Advertising(以下、Amazon広告)です。
しかし、Amazon広告はどのように始めればいいのか、効果的に広告を打つにはどのように運用するればいいのか、費用はどのぐらいかかるのか、広告を打っても利益はでるのか、など気になることがたくさんあると思います。せっかくAmazon広告を利用して商品の宣伝をしたのに、思った以上に効果が上がらずに諦めてしまった経験のある越境EC事業主様も多いのはないでしょうか。
▼Amazon広告と広告にも活用可能な補助金の組み合わせは、目からウロコの内容
そこで今回は、Amazonの売上改善、インターネットマーケティングや広告戦略、輸出サポートなど幅広いサポートやアドバイスを行う、経済産業省「ミラサポ – 未来の企業 応援サイト」の専門家でもあるJ-wire(ジェイワイヤー)様をお招きし、「Amazonの効果的な広告手法」についてお話しいただきました。
また、第二部では、長期でビジネスを運用、または新しいビジネス展開を考えている方にとってリスクヘッジとなる「補助金」について学びます。
政府の補助金の内容は、様々な種類がありますが、実際に活用したいときに、ウェブサイトを見ただけでは色々と分かりづらい点があります。前回の小規模持続化補助金の申請を経済産業省「ミラサポ」の専門家がサポートしたところ、「広告費」、「HPの作成」、「専門家からの指導」において、72%の確率で補助金が採択されました。補助金の獲得にはコツがあり、知っていると年間数百万円〜数千万円まで補助される方法があります。経済産業省「ミラサポ」 の専門家から、補助金を賢く利用して越境ECを加速させるヒントをお話しいただきました。
主なウェビナーの流れは以下になります。Amazon輸出における広告の重要性や補助金について知ることができる機会となりましたので、その内容を少しだけご紹介させていただきます。
- Amazonアルゴリズムを理解した広告運用方法
- [Payoneerの機能紹介]Amazonストアマネージャーについて
- 知って得する補助金制度
Amazonアルゴリズムを理解した広告運用方法!Amazonスポンサープロダクト広告とは?
まずはじめに、J-wire株式会社 田代瑛氏より、「Amazonアルゴリズムを理解した広告運用方法」についてご紹介いただきました。
J-wire株式会社の田代氏は、静岡県浜松市で活動されています。大学院で統計学を学び、研究室ではエンジンシステムのデータ解析を行っていた経験からデータ分析が大好きだそうです。Amazonのデータに興奮して眠れない夜もあったほどとか。
今回ご紹介いただいたAmazon広告もご自身で研究を重ねた結果、トータルで300名様以上をサポートしてこられた経験をお持ちです。その中から今回は「Amazonスポンサードプロダクト」についてお話しいただきました。どのように広告を活用したらいいのか、広告の運用には日々のメンテナンスがとても重要であることがよくわかりました。
さらに、「売上が上がらないのは変わらないから」と、視聴者を激励する田代氏。「セミナーに行って聞いて満足してしまう人は多い。でも、今日のセミナーを聞いた後は、HPに行ってみるなど、簡単なことでもいいので、何か一つ普段と違うアクションを起こしてください」と熱く語っていただきました。広告は活用して売上に転換する部分、補助金はリスクを補うものと捉え、両方上手に活用して売上をあげてほしいと話されていたところが印象的でした。
Payoneerの機能紹介『Amazonストアマネージャー』について
次にPayoneerよりAmazon輸出される際に便利な『Amazonストアマネージャー』についてご紹介させていただきました。
AmazonストアマネージャーはPayoneerが自社開発したPayoneer特有の機能です。Amazonで複数のストアを運営される際に各ストアごとにデポジットメソッドに登録する代金回収の受取口座が必要になります。その際、このAmazonストアマネージャーをご利用いただくと追加の受取口座を自動作成でき、各ストアの代金は、Payoneerアカウント内で一元管理ができます。また、アカウントステートメントも簡単に出力できるため、便利にご利用いただけます。Amazon輸出に取り組む方は、ぜひ実際に触って体験していただければと思います。
※Amazonストアマネージャーのご利用には、Payoneerアカウントが必要です。まだPayoneerアカウントをお持ちでない方は、こちらから新規アカウント開設(無料)いただけます。
知って得する補助金制度!補助金と助成金の違いとは?
第二部では、J-wire株式会社の内山氏より「補助金獲得のコツと活用方法」についてお話いただきました。
J-wire株式会社の内山氏は、現在中小企業庁の専門家もされていています。自身も輸出のために補助金を獲得したという経験があり、その経験も交えながらお話しいただいた内容は大変参考になりました。
まずはじめに知っているようで知らなかった「補助金」と「助成金」の違いをお話しいただきました。大きな違いは、厚生労働省の助成金、経済産業省の補助金と管轄する機関が異なるところです。さらに、助成金は一定の条件を満たすことで必ず支給されますが、補助金は期間内に応募したとしても審査を通らないと補助金を受けることができないことから助成金よりも少しハードルが高くなります。しかし、ハードルが高いと思われているため応募数が少なく、実際は私たちが考えるほど難しいものでもないそうです。今回は、この知って得する「補助金」をについてご紹介いただきました。
また、「1つの商品に対して複数の補助金を活用可能」「補助金によっては共同で申請可能なものもある」など、一言で補助金と言っても多くの種類や特徴があり、驚きました。
補助金獲得の最大のコツは「商工会議所に通うこと」と内山氏。募集開始前から何度も通って疑問があればきいてみることが大切だそうです。「商工会議所に通うのは敷居が高いと思われている方もいるようですが、基本的には商工会や商工会議所は丁寧に教えてくれる方が多いです。何度も通って仲良くしてください。すぐに行動をおこして、明日ぜひ商工会に行き『小規模事業者持続化補助金というのがあると聞いたんですけど』と言ってください。」と視聴者の背中を後押しするような内山氏の熱いメッセージが印象的でした。
まとめ
今回のウェビナーは、Amazon広告についても、補助金の活用についても、Amazon輸出ビジネスを拡大する上で非常に大切な取り組みであることを伝えています。これからさらにAmazon輸出を拡大しようという方の参考にしていただけましたら幸いです。
特に補助金については、Amazon輸出にかかわらず、ビジネスをされている事業者様全てにあてはまる内容であったかと思います。J-wireの内山氏が最後のまとめでおしゃっていた「補助金は複数回挑戦するつもりで。1回で諦めない」「補助金獲得は、仕事ととらえて計画をたてる」「未来を見据えて行動する」という言葉は、内山氏の日本のビジネスに世界に羽ばたいていっていただきたいというメッセージです。視聴された方が実際に行動に移されて、新しい取り組みにチャレンジされることを関係者一同願っています。
新型コロナウイルスの影響でECが加速する中、越境ECも需要が増していくことは確かです。Payoneerは、これからもAmazon輸出などの海外マーケットプレイスを活用したビジネスに取り組む事業者様に最新の情報を提供し、あらゆる方面から支援していきます。
今後Payoneerで開催を予定しているイベント・セミナーは、Payoneerの公式Facebookや公式Twitterでも情報を発信していますので、併せてご確認ください。
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