Payoneerよりお客様に報酬の新たな受け取り方法をご提供できることを嬉しく思っています。銀行口座振込みとSWIFT (電信) 送金の2種類の送金方法で、マーケットプレイスや取引先から直接、簡単かつ安全に報酬を受け取ることができます。こちらでは、2つの送金方法と、それぞれを使用するケースについて説明します。
電信送金とは、国際的な支払いがSWIFTネットワークを介して、ある銀行から別の銀行に直接送られる電信振替のことです。銀行口座振込みとは、海外の銀行口座への入金のことで、一般的には送金元と送金先の間に介在する仲介機関や金融機関が関与しています。
銀行口座振込みとSWIFT電信送金の違いについて、以下の表に詳細を記載しました。
銀行口座振込みの受取り口座 | SWIFT経由の国際電信送金の受取り口座 | |
支払いがPayoneerアカウントに到達するまでの通常所要時間 | 2-3営業日 | 1-3営業日 |
手数料 | 0%-1% | 20-40米ドル (一般的には、資金がPayoneerに到達する前に第三者銀行から課されます) |
対応通貨 | 米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、豪ドル、日本円、シンガポールドル、香港ドル | 米ドル |
送金開始国 | 送金は、その通貨の取扱国から開始する必要があります (例:米ドルの送金は米国から、日本円の送金は日本から開始する必要があります)。 | 送金開始国に制限はありません |
送金ネットワーク* *マーケットプレイスや取引先に受取り口座の情報を提供する場合は、その受取り口座で指定されている送金ネットワークを介して支払いが可能であることをあらかじめ確認してください。 | 各国の送金ネットワーク (例: 米国の場合はACH、イギリスの場合はBACS) | SWIFT |
米国から米ドルで支払いを受け取りたい場合は、SWIFT (電信送金) かACH口座振替のいずれかを選択することができます。
SWIFT電信送金は、SWIFTネットワーク (世界最大の金融メッセージングシステムの1つ) を介して送信される国際送金の一種で、ある銀行から別の銀行への支払いをリアルタイムで簡単に受け取ることができます。Fedwire送金は米国内での支払いにのみご利用いただけます。SWIFTとFedwireのいずれも、世界中の企業や個人から送金された当日に支払いを受け取ることができます (銀行口座振込み用の受取り口座が対応していない国でも可能です)。
ACH (米国内でのみ利用可能です) は、自動決済機関 (ACH) ネットワークを使用して、支払元の銀行から支払先の口座に対して行われる銀行口座振込みです。
Payoneerの受取り口座は、ACHシステムを介して、お客様が米国に銀行口座があるかのように、海外の取引先やマーケットプレイスから支払いを受け取ることを可能にします。
これらの選択肢の違いを理解することで、ビジネスに適した支払い方法を選択することができます。
マーケットプレイス*や取引先の送金開始国にて、お客様が支払いを受け取るための選択肢がない場合は、SWIFT電信送金が最適な選択肢となります (ただし、取引先がSWIFT・Fedwireネットワークによる送金に対応していることを確認する必要があります)。
お客様の状況に応じて、速さが重要な場合は、SWIFT (電信) 送金を利用するのがよいでしょう。一方、速さは重要ではなく、節約したい場合は、ACH口座振替または銀行口座振込みが適していると考えられます。
上記2つの選択肢の利用方法の詳細については、振込み用受取り口座についてのよくあるご質問 (FAQ)と電信送金用受取り口座についてのよくあるご質問 (FAQ)をご確認ください。