Amazon、eBayなどのeコマースプラットフォームは今やデジタル市場を席巻し、オンラインショッピングの取引件数は毎週数百万件にものぼります。それだけの数のユーザーが、実店舗よりもオンライン上での買物を好むようになってきたかという事実が反映されているといってよいでしょう。そんな中、一風変わったeコマースプラットフォームの出現が小売市場の展望に再度変革をもたらすのではないかといわれています。Wish はモバイル取引に特化したプラットフォームで、消費者と消費者が好む売り手のマッチングを行うという強固なビジネスモデルで人気を博しています。
Wishには5つのマーケットプレイスがあります。
Wishの新規ユーザー登録には個人のeメールアドレスを使用することもできますが、プラットフォームではFacebook、Google+などのソーシャルメディアアカウントを使用したユーザー登録が推奨されています。各SNSサイトと連携してユーザーが好みそうな製品情報を配信するなどの販促アクションが可能となるばかりか、個人情報の管理という点でWishと顧客の透明性維持につながるなど、ソーシャルメディアを利用することによるメリットは非常に大きいからです。
Forbesでは「消費者の40%が、ソーシャルメディア上でシェアした、または『いいね!』を押した製品を購入したことがある」 という事実を伝える記事が掲載されています。これは、自分が稼いだお金の使い道について「友人、家族、同僚が同様の製品を購入していると安心感を感じる」という人間心理の効果もあると考えられます。
近年の消費者動向をみると、口コミやソーシャルメディア上でのバズなどを頼りに商品を購入する割合が急増しています。商品スポンサーによるレビューやメディア広告よりも、友人・知人への信頼が購入の是非を決める時代がやってきたのです。
Wishはモバイル技術を活用した新世代のプラットフォームで、特にモバイルアプリのユーザーインターフェースおよびデザインに力を入れています。収入源を複数に分散させるのではなく、モバイルというコアプラットフォームの改善に全リソースを投入しているため、Wishモバイルアプリはデザイン、ユーザビリティ、検索のしやすさなど、機能面では非常に優秀な製品に仕上がっています。ページロードが速く買物の際に不要な画面表示で時間を取られることもありません。アプリ全体はクリーンで飽きのこないグリッドデザイン。すべてのスクリーンサイズに対応しているため、どの端末からでも買物が楽しめます。
Wishアプリは一種のソーシャルメディア。プラットフォーム内でユーザー同士をフォローし合って製品を閲覧したり、Wishリストを交換したりといった交流機能が特徴です。この社会的交流によって消費者心理がうまく刺激され、商品購入に結びつくのです。また商品の注文、発送手配、支払なども簡単に行うことができます。
まずはPayoneerアカウントへのサインアップを。Wishをはじめ、AmazonやLazadaなどのeコマースプラットフォームからの支払いを迅速・簡単に受取ることができます。
一般的なeコマースアプリやウェブサイトとは異なり、Wishは製品を常に割引価格で出品するというユニークなシステムを採用しています。Google Playでは、「商品の大半が50-80%オフ」という説明書きが見られます。つまり、割引クーポンの発行や実店舗でのセールを待たずとも、いつでも安く製品購入ができるという嬉しい仕組みです。
Wishでは衣類、美容・化粧品、アクセサリー、電子機器などさまざまな小売業者が商品を出品しています。ユーザーがアプリを開くと、製品ページには各商品の元値と割引価格の両方が表示されます。この割引システムは価格に敏感な消費者層を取り込みつつ、出品側の売上も伸ばすことができるというまさに一石二鳥の仕組みだといえます。
Wishでの出品にご興味をお持ちの方は まずWishアカウントを作成し、決済方法としてPayoneerを選択してくださいね。
– 原文:https://blog.payoneer.com/how-wish-is-changing-the-e-commerce-landscape