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2020年のアジアのイーコマースを考える ーAsian asian e-tailing summitー

2020年のアジアのイーコマースを考える ーAsian asian e-tailing summitー

Mitsutoshi MurataMitsutoshi Murata
2020年2月18日

Asian e-tailing summitとは

香港貿易開発協議会(HKTDC)が主催する第3回アジアEテーリングサミットが2019年末に香港で、約1,500人ほどのEC業者と関連部門のビジネスプロフェッショナルが出席し開催されました。/www.hktdc.com/ncs/aes2019/en/main/index.html

オンライン小売業におけるIoTの影響の拡大

アジアのEテーリングサミットの全体会議第1部では「オンライン小売業におけるIoTの影響の拡大」をテーマに、モノのインターネット(IoT)がEコマース競争に勝ち残るためにどのように役立つかを検討しました。

事例1:Mirakl Inc(https://www.mirakl.com/)

Mirakl Inc(https://www.mirakl.com/)のAPAC営業担当副社長、Joseph Lee氏は、シンガポールの空港ショッピングモールでのプロジェクトを例に、顧客の自宅やホテルの部屋への製品配送におけるIoTの応用について説明しました。
IoTはすでにサプライチェーン全体に大きな影響を与えています。IoTの到来によってもたらされた大量のデータを分析および使用する方法を知ることが不可欠であり、データサイエンティストの役割がより重要になると述べました。

事例2:ChannelAdvisor(https://www.channeladvisor.com/)

ChannelAdvisor(https://www.channeladvisor.com/)のマーケティング責任者であるMike Shapaker氏は、IoTは、e-tailingセクターに大きなチャンスと課題をもたらしたと述べています。
また IoTの実装が消費者のプライバシーの懸念につながる場合があるとを指摘しました。さまざまな地域や国の規制の多様性を理解し、小売業界の人々にそういった規制に細心の注意を払い、それらを厳密に遵守することを警鐘しました。

クロスボーダーEコマースがアジアの成長機会をどのように創出するか

第2部の「クロスボーダーEコマースがアジアの成長機会をどのように創出するか」では、東南アジアASEAN電子商取引協定により、ますます裕福な東南アジアの中流階級によって繁栄するオンライン市場がどのように形成されるかを評価しました。
“アジア地域で主に利用されているクロスボーダーEコマースモール
・北アジア – AliExpress, JingDong (JD), Taobao, Tmall Global, XiaoHongShu, Amazon Japan, Rakuten, Ebay Korea
・東南アジア – Lazada, Shopee, Zalora, Qoo10, 11street, eBay”

最注目のShopee(https://shopee.com/)

特に注目が集まるのはShopee(https://shopee.com/)で、アメリカNASDAQに上場しているSea Limited.(本社:シンガポール)が展開している東南アジア最大級のECモールです。台湾・タイ・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・ベトナムに進出しています。
東南アジア地域はインフラやオンライン決済が進みにくく、 EC大手のLazadaかAmazonのどちらかが制するのかと思われていました。
しかし2015年にShopeeがローンチしたのちアプリの8000万ダウンロードを記録、販売に手数料を課さない方針で多くの売り手を集め、1億8000万もの商品をあつかうB2C機能も併せ持つ巨大なオンラインショッピングモールへと成長しました。この急成長に寄与したと言われているShopeeの特徴は、「モバイルファースト」と「ソーシャルファースト」に表れています。
デジタルネイティブ世代を中心に、スマホユーザーが大半を占める東南アジアでは、これまで実店舗での買い物習慣から、パソコンは介さず、スマホでのネットショッピングに移行している傾向が強いという。
Shopeeのアプリは、ハッシュタグでの商品検索や、気になる売り手をフォローし、自分のフィードでアップデートを確認できるなど、ソーシャルメディアの使用感に近い感覚で使える作りになっていて「ソーシャルファースト」なショッピングができるようになっている。

Facebookの戦略は、、、

Facebookのデジタルネイティブ責任者であるTerry Iuは、Facebook、Instagram、およびFacebook Messengerの市場はアジア太平洋地域で非常に急速に成長しており、東南アジアで大きな可能性と大きな機会を得ていると実感しています。
アジアはデジタル変革をリードしているという事実を考えると、Iu氏は人工知能(AI)を将来起こるすべてのバックボーンと考えています。彼はEコマース業者が「情報力」と「含意力」の両方を持つことが必要であると信じていると述べました。
参照記事:https://aboutus.hktdc.com/en/#home
このようにアジアのEコマースは、AIなど最新のデジタルテクノロジーを活用する企業が、既存大手企業の躍進を抑えてマーケットを広げていくことに期待できます。

 


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