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Wirecard更新情報:Payoneerがお客様がお持ちのカードの発行会社となります

編集者注:この記事は米国本社にて発表された内容を翻訳し、日本のPayoneerプリペイドMastercard®をお持ちのお客様向けに内容を加筆・編集したものです。

更新日: 2020年8月26日

最新の情報をお伝えします!お客様からいただいたご意見をもとに、近日中にすべてのPayoneerプリペイドMastercard®カードをWirecardから、ペイオニア・グループがライセンスを持つカード発行会社であるPayoneer Europe Limitedに移行することをお知らせいたします。Payoneer Europeはアイルランド中央銀行より電子マネー機関として認可されております。この移行は2020年9月2日に行われる予定です。

今回の移行手続きにより、Payoneerがすべての資金を保管し、カード内の資金はPayoneer Europeが管理する口座に保全されることになり、より安心してご利用いただけるようになります。

Payoneerがカード発行会社を切り替える理由は?

弊社のお客様からのフィードバックを参考にし、Payoneer プリペイド MasterCard®の発行会社を、Wirecard Card Solutions Limited(WCSL)からライセンス所有のペイオニア・グループの発行会社Payoneer Europe Limitedに切り替えることにいたしました。
Payoneer Europeは、アイルランド中央銀行によって電子マネー金融機関として認可されています。
今回の移行によって、Payoneerアカウントにあるカード資金がすべてPayoneer Europeの管理の下で保護されるようになります。皆様にさらに安心していただくための重要ステップだと考えております。

移行の際に手数料は課されますか?

いいえ。今回の移行では、手数料は発生しません。

カード利用者がすべきことはありますか?

全くありません。Payoneerが皆様に代わって移行の手続きを行います。

移行はいつ行われますか?

2020年9月2日に予定しております。

自分でカードを新たに申し込む必要がありますか?

いいえ。移行はシームレスに行われますので、新規カードは必要ございません。また、既にお持ちのカードに関する変更を行う必要もございません。

今あるカード残高はどうなりますか?

カードもカード残高もそのままの状態が維持されます。プリペイドカードへの入金に関しては、ここで詳細情報をご覧ください。

今回の移行は、カードの使用方法に影響を及ぼしますか?

カードの使用方法やカードの使用手数料に関する変更はございません。今まで通りにご使用いただけます。

カードの利用規約の変更点は?

今回の移行が実施が始まった時点で、Payoneer Europeに関するTerms and Conditionsが適用されます。
新しい利用規約は、発行会社がPayoneer Europeに切り替わった点とアイルランド共和国の法律が適用される点以外は、Wirecardのカードの利用規約とほぼ同じです。

移行が実施されるまでは、カードにはWirecardの利用規約が適用されます。

書類を提出する必要はありますか?

追加的な書類提出は必要ございません。

追加的な書類にサインする必要はありますか?

いいえ。カードの使用を続けると、新しい利用規約に同意したと見なされます。また、Wirecardの利用規約の破棄を弊社に指示したともみなされます。

今回の移行を拒否できますか?

いいえ。Wirecard発行のカードを引き続き使用することは出来ません。
カードをキャンセルしてカードにある資金をPayoneerアカウントまたは銀行口座へ移したいとお考えの場合は、弊社にお問い合わせください。
移行日から60日間以内、カードのキャンセル料と銀行口座へ振り込み手数料は無料になります。

クレームがある場合は?

カスタマーケアのお問い合わせ方法及びポリシーに関しては、ここ詳細情報をご覧ください。


カードに関する苦情の対応にご満足いただけなかった場合、日本の苦情手続きに加えて移行の完了日前の件に関して英国の金融オンブズマンサービス、移行の完了日またはそれ以後の件に関してはアイルランドの金融オンブズマンサービスにもお問い合わせいただけます。両機関のご連絡先に関しては、ここをご覧ください。

カードの資金を管理するには

7月上旬、PayoneerプリペイドMastercard®カードに、新たな「カードのオートチャージ」機能をリリースいたしました。これにより、オートチャージ設定を管理し、Payoneerアカウントの残高からプリペイドカードに資金を移動するかどうかを選択できるようになりました。カードのオートチャージ設定の管理方法について詳細をご覧ください。


この度は、お客様に多大なご心配をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。この間のご協力、及びご支援賜りました事に深く感謝申し上げます。

今後、いかなる外的要因においてもこのようなが起こることがないよう再発防止に努め、安定的な運用に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。弊社は、今後もカードサービスに関する新たな情報が発表され次第、お客様に透明性をもってお知らせ致します。今後もより一層のサービス向上に努めて参りますので、お客様の引続きのご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

カードの資金へアクセスできるようになりましたか?

はい、すべての出金方法をご利用いただけます。カード残高はATMからの引き出し、オンラインや店頭での買い物、その他支払いにご利用いただけます。7月に、英FCA (金融行動監督機構) が監査を完了し、お客様がお持ちのWirecard発行のPayoneer プリペイドMastercard® の凍結は解除されたことを確認した後、カードに関する全てのサービスをお使いになれる様に復旧しました。

カードで新たな資金を受け取ることはできますか?

現在、カードで新たなお支払いを受け取れるように取り組んでおり、随時お客様のアカウントに反映される予定です。反映されると、Payoneerからメールで通知を受け取りますので、お見逃しのないようご注意ください。そのメールで通知を受け取るまでの間、新たな入金は、カードではなく、Payoneerのバーチャル・アカウントの残高に計上されます。

プリペイド・カードの資金は安全ですか?

はい、安全です。Wirecard UK の凍結が解除されたことにより、英FCA は、Wirecardが電子マネーのライセンスに基づく要件に沿って、すべてのカード保有者の資金が、英国のTier1銀行の信託口座にて全額安全に保全されていることを確認いたしました。英FCAは、Wirecardの業務を引き続き綿密に監視し、監督を強化するためにWirecardに追加要件を課しています。これは、お客様の資金は100%安全であることを表明した弊社の発表を裏付けるものです。

カードが盗難、紛失、期限切れの場合、新しいカードの発行はできますか?

はい、新たなカードの発行が可能です。

Payoneerはカード発行会社として、カード発行を開始しますか?

Payoneerはカード発行会社です。現在、この運用を日本含めグローバルに拡大するために必要な開発等を行っており、サービスの強化に努めています。今後数か月の間にカード発行会社として、お客様にPayoneerが発行したカードを提供することが可能になる予定です。準備が整い次第、ご案内させていただきます。

Payoneerアカウントの残高からプリペイドカードにチャージする設定を管理できるのでしょうか?

はい、この機能はすでに提供されております。お客様からのご意見をもとに、迅速に対応を進め、多くのお客様がご要望だったより柔軟な管理ができるようになりました。仕組みの詳細についてはこちらをご覧ください。

FCAがカードの利用を一時停止した理由は何でしょうか?

すでに報道等でご承知の方もおいでだと存じますが、Wirecard AGが債務超過で破産を申請しました。PayoneerプリペイドMastercard®は英国にあるWirecard AGの子会社であるWirecard Card Solutions LimitedWCSL)が発行しています。WCSLを監督する英国のFinancial Conduct AuthorityFCA)は、顧客の資金を保護するため、親会社であるWirecard AGの破産申請に基づき、当面の間WCSLの業務を制限することを決定しました。その結果、すべてのプリペイドカード関連の業務が一時的に停止されました。FCAの監査は完了し、本日、この一時停止措置は解除されました。

この状況に対し、Payoneerはどのように対応しましたか?

Payoneerは、利用者への影響を最小限にするために一時停止措置が迅速に解除されるよう、FCAに申出をしました。並行して、お客様の新たな入金をPayoneerのバーチャル・アカウントの残高へ計上し、その資金を銀行口座に引き出すことができるように対応いたしました。加えて、FCAの監査で不足額が発見された場合でも、お客様が資金を全額払い出せるようにPayoneerがその差分を補填する方針を決定いたしました。Payoneerにとってお客様は常に最優先される存在であり、Payoneerはお客様との関係においても情報の透明性を重視しています。

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