• Share on Facebook
  • Tweet This Post
  • Share on LinkedIn

米国との直接貿易・国際企業間取引(B2B取引)でよく利用される代金の送金方法

Richard ClaytonRichard Clayton
2022年4月18日

B2Bのビジネスオーナーにとって、国際商取引の入金を管理することは簡単なことではありません。小切手、クレジットカード、電信送金などの従来の方法はよく利用されるものですが、それぞれメリット、デメリットがあるものです。

Payoneerのような比較的新しいサービスは、コストがリーズナブルで迅速ですが、まだよく分からないために、使い始めるのは不安だと感じている方もいるかもしれません。あらゆる選択肢について知っておくことは大事なことです。

この記事では、米国におけるさまざまな国際企業間取引の代金の受取り方法についてご紹介します。

 

小切手による決済

小切手は従来からある支払い方法であり、安全に署名することができ、不正防止策が施されているため、郵便で送ることができます。企業によっては、決済情報の記録が容易にできる電子小切手を採用しているところもあります。

しかし、世界の市場動向や調査データを提供する「Statista」によると、米国のB2B企業において、小切手はほとんど利用されない支払い方法であるとされています。41%が小切手での受取りや支払いを好まないと回答し、好んで利用すると回答したのはわずか11%でした。

小切手がまだ使用されているのは、古くからある企業の多くが財務的手続きを最新であるデジタル決済に切り替えていないためです。小切手は決済に時間がかかる上、紙であれ電子であれ小切手を処理し入金を行うにはコストがかかります。

 

電信送金

SWIFT決済をはじめとする電信決済は、電子資金取引 (EFT) の一種です。電信送金は小切手ほど普及していません。電信送金は安全かつ迅速で、国際商取引の決済に利用できますが、電信送金を好んで利用すると回答した人はわずか12%、利用したくないと回答したのは35%でした。

1番の理由は手数料が高額なことです。しかも、誤った情報で送金してしまうと、決済を取り消すことができません。また、電信送金の場合は、追跡が非常に困難であるため、送金が行方不明になった場合や監査しようとなった場合、支払いの追跡に苦労することになります。

 

クレジットカード決済

クレジットカードで支払いをするのは非常に簡単で、比較的早く決済ができます。また、クレジット決済は、口座から引き落とされるまでにある程度時間があるため、キャッシュフローに課題を抱えている企業にも有効です。とはいっても、B2B決済においてはデメリットもあります。

クレジットカードの不正使用は増加傾向にあり、買い手もベンダーも、定期的な支払いや高額な支払いの際にクレジットカードを使用することには神経質になっています。ほとんどのクレジットカードには、月々の利用限度額が設定されており、B2Bにおける支払いで限度額ギリギリになってしまう、もしくは限度額を超えてしまうことも少なくありません。

B2B企業におけるクレジットカード決済に関しては、拮抗しています。18%利用を控えるとしており、22%は便利に利用しているとしています。

 

ACH決済

ACHとはAutomated Clearing House (自動決済機関) の略で、米国のNACHA (全米自動決済協会 = National Automated Clearing House Association) が運営する電子決済の一種です。米国のすべての銀行を結んでいるACHネットワークがあるため、ACHを利用した決済は安全で速く、しかも比較的低コストで済みます。

Statistaによると、2018年、ACH決済は利用したい支払い方法1位になりました。53%ACH決済を利用したいと回答し、利用したくないと回答したのはわずか6%でした。

しかし、ACH決済は国際的な取引には使い勝手のよいものではありません。今日、ビジネスはグローバル化が進んでいます。もし、米国のB2B企業(国際企業間取引をされている企業)が他国の誰かに商品を販売するとなった場合、ACHシステムを利用するために複雑なACHインターフェースを設定する必要性が出てくるでしょう。

 

オンライン代金受取りサービス

今日、B2B企業が利用できるデジタル決済サービスがどんどん出てきています。つまり、決済手続きを簡単にしてくれる安全なオンラインプラットフォームです。手数料はかなりリーズナブルなものとなっており、決済処理が迅速で、支払い額がそれほど大きくなければ即座に決済されます。

デジタル決済の中には、クレジットシステムを利用して送金し、銀行口座に請求するものもあります。また、銀行口座に直接接続し、買い手の口座からお金を引き落とし、電子資金取引 (EFT) を利用して売り手の口座に直接送金するという方法もあります。

デジタル決済は、スマート会計ソフトとも連携できることが多いです。それにより、ソフトウェアが自動的に請求書や領収書を発行してくれ、口座の収支が合っていることを確認できるので、時間と手間を省くことができるのです。

 

国際企業間の代金受取りに、よりシンプルな方法を

Payoneerは、デジタル化された方法で国際商取引決済が処理できるので、使いやすく安全です。SWIFT銀行送金、クレジットカード、ACH決済による入金の受取りや、デビットカード、クレジットカード、ACH口座振替による代金の受取りに利用できます。

Payoneerアカウントを開設後、現地通貨用の受取りアカウントを取得すると、まるで現地に銀行口座を持っているかのように代金を受取ることができます。Payoneerは、国際企業間取引(海外B2Bビジネス)にスピードをもたらし、ビジネスの成長を後押しするサポートを行っています。

Payoneerのアカウントをまだお持ちでない方は、以下のページからアカウント開設方法をご確認いただけます。ぜひ一度ご覧ください。

アカウント開設方法を確認する

Payoneerで、グローバルにビジネスを成長させましょう!

この記事で提供されている内容は、料金、手数料、その他の請求金額に関する情報を含め、記事の公開日時点においてのみ正確かつ有効です。また、適用される規制、政策、市場環境、その他関連する要因の変更が、言及されている料金、手数料、その他関連情報の正確性に影響を与える可能性があります。したがって、料金、手数料、その他の請求金額に関する情報はすべて変更される可能性があることを改めて明確にさせていただきます。表示されている内容がご自身に適用される最新の内容であることについては、お客様ご自身の責任にてご確認をお願いします。Payoneerは、アカウント登録の一環として、料金および手数料に関する最新かつ正確な情報を提供するものとします。登録済みのお客様は、オンラインアカウントからこの情報を確認することができます。

ニュースレターを購読する

Thank you!